第4回学術集会

看護実践研究学会 第4回学術集会を開催しました。

学術集会開催のお礼

看護実践研究学会第4回学術集会を9月3日(土)にWebで開催いたしました。当日は、130名の皆様にご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。学術集会開催に際し、多くの方のお力添えをいただきましたことを深く感謝申し上げます。

第4回学術集会のテーマは「未来を拓く-多分野協働による看護実践研究の可能性-」とし、シンポジウムと一般演題報告、交流セッションを行いました。
シンポジウムでは、社会福祉学の研究者、精神保健福祉領域の実践家、弁護士の3名の方をお招きし、社会の転換期において看護職が多分野の方たちと協働して取り組む看護実践研究の可能性やその意義について共有いたしました。また一般演題報告では、看護実践研究の本質に迫る質の高い討議が行われていました。さらに交流セッションでは、聴覚障害者の方のパネリストと手話通訳者の方を介した交流や、Webの機能を活かし複数会場を繋げた企画など新たな方法を試みながら、参加者の皆様と看護の充実に向けて語り合いました。

看護実践研究は課題解決をしながら、個人の尊厳と人権の尊重を基盤に据えた「利用者中心のケア」の創生、看護職の意識改革、支援体制の構築に寄与するものであり、今後も皆様と共に看護実践研究をさらに発展させていきたいと考えております。多くの看護職・関連職種の方が今回の学術集会に関心を寄せていただいたことに、あらためて感謝申し上げます。

なお、第5回学術集会は、2023年9月2日(土)に梅津美香(岐阜県立看護大学教授)を学術集会長として岐阜県立看護大学にて開催されます。来年度の学術集会にも多くの方のご参加をお待ち申し上げます。

2022年9月3日
看護実践研究学会第4回学術集会長
奥村 美奈子
(岐阜県立看護大学 看護研究センター 教授)

学術集会ポスター(PDF)