理事長あいさつ

理事長あいさつ

 前身の岐阜県看護実践研究交流会は、岐阜県内の看護職が、看護の改善・改革を目指しディスカッションできる場として、実践現場の看護の改善と質向上に貢献してきました。

 2018年に新たに設立した看護実践研究学会は、看護実践の改善・改革に寄与する看護実践研究の知の体系化と会員相互の交流による看護実践研究の推進・発展を図ることを目的としています。広く看護実践研究の成果を発信し、看護実践の改善、質向上に直接寄与する看護実践研究の可能性を追究・発展させていくことを目指しています。

 看護実践研究は、実践現場で生じている複雑で多様な課題の背景を読み解き、課題に対する実践的取り組みをデータに基づき可視化していきます。そのようなデータから導かれた研究成果は看護の改善・改革を目指す看護職者にとって、日々の活動への原動力となり新たなヒントを生み出すきっかけになると確信しています。

 本会は、現在、年1回の学術集会の開催と学会誌の発刊、また看護実践研究に取り組む看護職者への研究支援などを主な活動としております。まだ、設立間もない学会ですが、看護実践の改善や質向上に向けた1人1人の熱い思いと、自由な意見交換による交流を大切にしながら、社会に貢献する学術活動を推進していきたいと思います。

 会員の皆様をはじめ、看護実践にかかわる多くの方々とともに、学会の活動の方向性を常に意見交換しながら、発展していけるようすすめてまいります。

 多くの皆様の学会へのご参加を、心よりお待ち致しております。

看護実践研究学会
理事長 橋本 麻由里

NursingのNをモチーフにしたマークです。

看護実践と研究活動が絡み合い、期待以上の成果を挙げる様を表現しています。

キーワードは進化と融合です。