第5回学術集会

看護実践研究学会 第5回学術集会を開催しました。

学術集会開催のお礼

看護実践研究学会第5回学術集会を2023年9月2日(土)に岐阜県立看護大学にて開催いたしました。当日は、133名の皆様にご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。今回は、対面開催を基本としつつ、会員で希望される方にはオンライン参加も可能という開催方法をとりました。対面参加により多くの看護職・関連職種の方と顔を合わせて討論し、個別の交流もできるというよさとともに、オンラインの参加しやすさも担保できたと考えます。学術集会開催に際し、多くの方のお力添えをいただきましたことを深く感謝申し上げます。
 第5回学術集会のテーマは「看護実践研究がつなぐ世界」とし、シンポジウムと一般演題報告、理事会共同企画交流セッション、学術集会企画を行いました。シンポジウム「看護実践研究がつなぐ世界~地域で暮らすがん経験者を支える~」では、がん経験者の立場、市民および働く人のための団体の立場、リハビリテーション専門職の立場、がん看護専門看護師の立場から4名の方にご登壇いただき、多様な立場の人びとが協働し課題解決に向けて取り組むことの可能性、期待されることについて討議いたしました。
 一般演題報告では、看護実践研究の修士論文、博士論文を含む12題のご報告をいただきました。また、交流セッションでは、聴覚障害者への看護における合理的配慮についての討論、学術集会企画では論文投稿経験者との交流などを行いました。
 なお、第6回学術集会は、2024年9月7日(土)に大川眞智子(岐阜県立看護大学教授)を学術集会長として岐阜県立看護大学にて開催されます。来年度の学術集会にも多くの方のご参加をお待ち申し上げます。

看護実践研究学会第5回学術集会長 梅津 美香 
(岐阜県立看護大学 成熟期看護学領域 教授)

学術集会ポスター・プログラム(PDF)